鬼になっては、いけないよ。

写真は忌野清志郎とライブ鑑賞中の食パンマン。
写真はライブを見終え、ご満悦の食パンマン。


ご機嫌よう。骨🌙助です。

6月30日に完全退職。
7月1日に東京の下北沢に家を探しにいく。

昨晩、大阪関西の兄弟にもらった一言が、
おれの心の核心をついたので、
今日はその話をしよう。

やはり、持つべきものは兄弟だな。
見えてる人は見えているのだ。

写真は忌野清志郎の覆面バンド。THEタイマーズ


7年前、おれはとてつもなく、やさしい音楽をしていた。

ラブ&ピース
というよりは、
みんなもれなく、ニコニコ、仲良くしよーね。
クレヨンの絵本のような曲。

音楽業界もいいやつばかりではない。
普通の仕事と違って、正解がない世界なので、
上の立場と呼ばれるものが主導権を握りやすい。

ライブハウスの店長なり、
自称プロミュージシャンなり、
いくらでも、尻に敷かれた。
もちろん、おれも甘えただったのもある。
クレヨンな男は、いとも簡単にポキッと折られた。


やさしい音楽だけでは、人の心は動かなかった。
それは自分にウソをついていたからだ。
おれの心には、やさしさも、鬼も住んでいる。

やさしさだけを表現して、認めてくれ。愛してくれ。
ぼくは本当にやさしい人間なんです。
と歌っていたのである。

汚い弱い部分を見せるから、人は輝くのである。

だから、おれは池田骨🌙助として、産声をあげた。
今まで出してこなかった、いや、
出してこれなかった、本当の心というものを。

文筆で活動をして、いくらかの時間が過ぎたが、
兄弟から、こんな言葉をもらったよ。

「パンクだけじゃなくて、ノラ・ジョーンズみたいなやさしい歌もしてほしいな。」って。


おれはハッ!としたね。


おれ、自分の鬼の部分に喰われそうになってたって。

おれの、音楽再起のきっかけの一人、
忌野清志郎も、覆面バンド『THEタイマーズ』を結成したとき、ものすごい怒りでメディア業界に斬り込んだんだけど、終わったときに、
「怒りで音楽をしても何も生まない。」って言ってたんだけどね。

本当の正義は行きすぎると鬼になり、悪魔にもなってしまう。

自分の鬼の部分をコントロールすることがものすごい重要だ。

兄弟は、おれにやさしい成分があることを知っていてくれているからこそ、鬼の成分が多くなっていることに気付いてくれたのだ。

パンク
ラブ&ピース

この2つを大事にしていくよ。ありがとう。

みんなも、こんな兄弟、見付けるんだぜ。



『こもりうたのうた。』より

みんなが幸せになる君は、
まるでまんまるなタンポポの花。

You will be happy everyone
 Just like a dandelion flower



鬼9
愛1なので、

鬼3
愛7

くらいで生きるように調整していく。
みんなは、どんなバランスで生きていくかな?

池田骨🌙助の墓場

墓場のバカンスへようこそ。 とうとう、辿り着いてしまいましたね。 骨になるまで、ごゆるりと~。

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