ぱちんこ『フィーバースーパー戦隊S』~お巡りさんだって、ギャンブルしたいの。

https://www.pachinkovillage.comより引用

ここまでくると、笑ってしまう。

小学生も、バカボンのはじめちゃんのような
天才幼稚園児も、鼻を丹念にほじくった人指し指、
たった1本で、YouTubeなどのパチンコ・パチスロ動画を、簡単に見れる時代だ。

ギャンブルに子ども要素を取り入れたら、
どうなるかは容易に予想がつく。

おれの人生で最初の戦隊は、ゴレンジャーだ。
今では死語の、『ナウい』『ビデオテープ』に録画されていたゴレンジャーのカレーシーン。
何話か忘れたが、
冷えたカレーを温かいご飯にとろかして食べるのか、
冷えたご飯を温かいカレーでとろかして食べるのか、思い出せないが、とにかくウマそうで、擦りきれる ほど見た。

おれはそれから、キレンジャーとして、生きている。

そんな、こどもの夢である戦隊ものが、メーカーはSANKYOから、パチンコで登場だ。

炎上や批判をもらって有名になる手法だろうが、
おれが、言いたいのはね。
これを、検定で通した警察官のみなさまなのよ。

言っとくけど、
天下りとか、癒着とか、賄賂とか。
リアルにアウトレイジしても、幸せにならないよ。

ここでいう警察官は、盗撮とかわいせつとか、
不祥事で逮捕されるような正義の顔した悪魔のお巡りさんの方ね。

ビートたけし監督の映画アウトレイジで、
ガスター10の小日向 文世が演じる片岡みたいな人。
誠実な、孤独のグルメの松重 豊が演じる繁田みたいな人も、おれはいると信じてるから。

お巡りさんにも、子どもが出来たら、
「パパ~!日曜はピクニックじゃなくて、パチンコ打ちたいよ~。」ってなるよ。
断言する。もはや世紀末だ。

子どもが高校生になったら、
「パパ。力こそが正義。いい時代になったものだ。」と言われるのだ。

そしてお巡りさんは言う。
「そんな子に育てた覚えはない!パパの名を言ってみろ!」と。

ラジオテレフォン人生相談室パーソナリティー、心理学者の加藤諦三の言葉で『生活水準依存症』というものがある。

金持ちになって、生活水準は高くなる。
プライドも手伝って、なかなかどうして、
今以下には下げられなくなる。
そうなると、どんどん自分の首が絞まっていく。

今まで、一休さんの和尚さんのように、うまいうまいと食べてたものが、おいしく感じなくなってしまう。
100円寿司と回らない寿司、
冷凍のサイコロステーキと肉バルのリブロースステーキみたいなものだ。
この感覚は、みんな分かるのではないだろうか?

これが生活水準依存症だ。

加藤諦三はこうも言う。
「人間はコントラストで幸、不幸を感じる。」と。

得れば得るほど、得られるものは少なくなっていく。
金もモノも、何もかも。
持てば持つほど、反比例のグラフを描く。
不思議なことに、幸せ度は低くなってしまうのだ。

そして、
今以上に稼がなければならないという強迫観念が、心の中に生じてくる。『もっともっと』は危険だ。
余裕はない。失敗はできない。焦りも出てくる。

自分のペースでやっている人を、
足を引っ張る人と見なす。
ストレスのはけ口として、感情のタン壺として、
叱責するだけの愚かな人間になってしまう。

「旦那の給料が低いのよ!」でお馴染みの
『クレーマダム』もその一派である。
尻に引かれてペチャンコの旦那から、
絞りに絞っても「キャビア!キャビア!」と、
野鳥の様に叫んでいる。

これが高級思考の人が自分で、自分に付けて嘆いている足枷だ。

生活水準依存症。覚えておいて欲しい。
億万長者になっても、決して幸せになるとは限らないのだ。

アンタのカワイイ赤ちゃんが、ミルク代を賭けて、
ママの手ではなく、パチンコのハンドルを握る日が近いのかもしれませんね。

池田骨🌙助の墓場

墓場のバカンスへようこそ。 とうとう、辿り着いてしまいましたね。 骨になるまで、ごゆるりと~。

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