『神とお湯は死んだ。』(ニーチェ)
『まえがき』
ご機嫌ごほっ。ご、ほね🌙助でごほっす。
風邪をひいた。
風邪をひいて、熱が出たり、鼻水が出たり、咳が出たりしている時は、
体の免疫のキラー細胞や、白血球が、菌やらウイルスと闘っている状態だ。
風邪の90%がウイルスだ。
ほとんどの風邪には、菌をやっつける抗生物質は効かない。
病院行くと風邪が治るという都市伝説は、
白衣の王子さま(おじさま)のプラセボ効果に
依るものなのだ。
おれの『チーム免疫』は、実に弱い。
もし、闘いにお給料が必要ならば、
おれは日雇い労働者の、現役・免疫メンバー達に、
日当を支払うことだろう。
シャワワー!熱めのシャワーが凝り固まった身体を溶かしていく。
とろかしていくという表現の方が相応しい。
シャワワワー!
シャワー、シャワワワワー!
!!!?
ツメテーーーッ!!!
おれはメレンゲ状態だ。
シャンプーが目に入って激痛が走る。
おーう!温度をあげてくれ!薪を追加してくれー!
忘れていた。おれは独り暮らしだ。
へっくしゃみー!
青っぱなを垂らしながら、操作パネルを見に行く。
-0度。
おれはエスキモーか。
北極圏で裸体でいる気分になったおれは、
メレンゲを冷水で洗い流す。
ガタガタガタガタ。。。ぶるぶる。。。
無理だ。お湯が必要だ。。。
うおー!!
裸体のまま、チャリを全速力。
冷たい風がおれの身体を突き抜ける。
シャーーーーー!!!キーーッ!到着!
銭湯。ザッパ~ン!
うおー!お湯ってこんなにも温かいのか~!
お湯を失って初めて分かる、お湯の大切さ。
なんだ。恋人と同じじゃあないか。
湯上がりマッチ。
湯上がりイチゴ・オレと共におれの銭湯ミシュランのトップ2に君臨する。
1997年製の給湯器は寿命で、ご臨終とのこと。
ニーチェが深淵から、こう言う。
『神とお湯は死んだ。』
部品がないので、本体ごと交換。
あと一週間は銭湯で過ごすことになる。
おれは銭湯にいる、伝説の妖怪カッパとなる。
みなさんが銭湯にいるときにカッパを見かけたら、
そっとしておいてあげてくださいね。
カッパは人の傷を治す、やさしい妖怪なのでね。
ヘックショーーン!!
みんなはカラカラになってないかい?
人間の体は70%が水でできてるからね。
銭湯でも、なんでも水があったら、ありがたい。
身体がカラカラになったとしても、
心までカラカラにしたくはないぜっ!って方、
こちらをどうぞ。
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