『やなせたかし』:アンパンマンの哲学。
https://www.anpanman.jp/sp/odekake/event/より引用
『まえがき』
ご機嫌じゃなくても、ご機嫌よう。骨🌙助です。
最近はアンパンにバターを入れたもの(入れすぎ)が、流行っていたり、
巷の暴走族の人は、アンパン(シンナー)を吸って歯が溶け、若年ジジイ症候群となり、入れ歯を余儀なくされている若者がいると聞く。
アンパンは、やっぱり、あんぱんがいいのだ。
アンパンマンの頭の中に、バタ子やシンナーを入れてはいけないよ。とジャムおじさんも厳しく、注意喚起していることだろう。
それでは食パンにカレーを塗ったところで、
パトロールに出かけましょう。
『やなせたかし』はアンパンマンの作者。
『手のひらを太陽に』の作詞家でもある。
彼は単に、アーンパーンチ!バイバイキーン!
とバイキンマンを勧善懲悪する漫画を書いたわけではない。
彼自身、戦争で中国に渡り、日の丸を信じ、
お国のため、正義を信じて戦った。
だが、敗戦して、戦争が終わり、
彼にかけられた言葉は『悪魔の軍隊』だった。
正義は、時と場合によって変わる。
江戸時代に、侍が男気と言われていても、
現代で、日本刀を振り回していたら、お縄確定だ。
彼は言う。
「本当の正義、変わらぬものは愛と献身だ。お腹が空いて飢餓しそうな人がいたら、敵だろうが味方だろうが、一斤のパンをあげる。」と。
お腹が空いてない時には誰でもあげれると思うが、
自分が飢餓しそうな時に、
パンをあげるのがアンパンマンなのである。
そう思って聞いてみると、
「ぼくの顔をお食べ。」は、やさしさが極まりない。
もうひとつ。
アンパンマンはなぜ、バイキンマンをキラーン!と飛ばすだけで、殺さないのか。
今のご時世、ドラッグストアで強力な殺虫剤など、
たんまり売っている。
どの殺虫剤が、バイキンマンに効くのかは、
店員の薬剤師に聞けばよい。
これは、
『共存の思想』が含まれている。
おれら人間は、人間単体として存在しているわけではない。
バイ菌や、微生物や、細胞が重なり、複合して出来たものが『人間』の形になっているだけなのだ。
人間だけでは、生きられない。
バイ菌や、微生物や、細胞の力を借りて共存して、ようやく生きることができる。
だから、アンパンマンはバイキンマンを共存の仲間として、受け入れているのだ。
これは、我々、人間関係にも、同じことが言えるだろう。
他人を叩き潰して生きている人は、必ず崩壊する。
共存しなければ、人間は生きてはいけないのだ。
よくある特撮ヒーローは、敵を爆発させて去っていく。『勝利』というものだ。
大人になったおれには空爆にしか見えないのだ。
本当に困っている人は、その影で、お腹を空かせているままなのだ。
自分を犠牲にしてまで、人を救う。
これができるようになれば、
おれらは胸を張って、
「いきているんだ。ともだちなんだ。」と言えるのかもしれない。
P.S
著作権の問題があるから載せられないけど、
今回の内容を踏まえた上で、
『アンパンマンのマーチ』聞いてみてね。
それでは、みんなで一緒に、
「おいしくな~れ。おいしくな~れ。」
http://maxmix.co.jp/member/yao_kazuki/schedule/5935より引用
あんないい歌詞なのに、著作権で守られて、
広めないようにするなんて、やなせさん自身が変えても罰金になるんだぜ?おかしな話でしょ?
やなせさんは著作権なんて関係なしに、
全世界のみんなに聞いてもらいたかったと思うんだけどな。
おれの歌なんて、どんどん、みんな使ってくれ。
だってそうだろう?
おれにしか書けない歌は、
おれにしか歌えないんだから。
守られた歌なんてもんは言い換えればさ、
結局、誰でも歌える歌なんだ。
誰でもいいってことなんだ。
おれは空も飛べないし、
ケンカも弱いポンコツ。
でもさ、なんかしたいのよ。
指加えて見てて、そのまま終わるのって、
おれ、なんかイヤなんだ。
ここまで、指加えて見てくれた人は、こちらをどうぞ。指は加えたままで構いませんので。
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