ピンクよ。オラに、お湯を分けてくれ。



『まえがき』


ご機嫌よう。骨🌙助である。

今日はお湯のお話。
18禁ではないが、17禁と言ったところだろう。

私は生粋のエロだ!エロは地球を救うのだ!
エロとハトは平和の象徴だ!
名付けて、エロパトだ!

という方のみ、
ご覧ください。

(17才未満の方は保護者同伴でご覧下さい。)



トコトコトコトコ。


おれはピンクの町、十三の裏通りを歩いていた。
給料日前の24日だ。

なぜ、こんなところを好き好んで歩むのか。

それは100回目の赤裸々ブログで魂を使いきったからである。

なにも考えたくないからである。
おつむがおれに、なにも考えさせない赤ちゃんにさせるのである。まさに、おつむがおむつなのである。

おれは怪物なので、人間のみんなとは違うと思うが、
妖しいネオンの光を口から吸収すると、いささか元気になるのだ。それも、とびっきり怪しいネオンだ。
光合成のような能力を持ち合わせているのかもしれない。

知らない道の、危険なネオンを見るとわくわくして、緑色の血が騒ぐのだ。

なにも目的がなく歩いているわけではなく、
ハゲしく、ブチ壊れた給湯器が直る前の、
お湯をさ迷い求め続けた『銭湯難民』の最終日だったのだ。

おぉ。あれはなんだい!
『NEWサウナシャン』
ん~。いい響きだ。

サウナちゃんじゃなく、サウナシャンなところが、また胡散臭さを引き立てる。
ここで言う引き立てるはコーヒーと同じであろう。
引き立てのコーヒーは香ばしい、いいにほひがする。

サウナシャンのネオンからも、とっても怪しいにほひがするのだ。

ここは十三。ピンクの町だ。
サウナシャンはピンクで囲まれている。
おれはそんな破廉恥なことをしている場合ではないのだ。

おらはピンクではなく、銭湯で
「あ"ぁー!!気持ちいいースーっ!」と言いたいだけである。

2500円。
財布の中の、この金額だけでもワクワク、そして、ヒヤヒヤするのである。
ほんとにピンクではなく、ホワイトなのか。
サウナしゃん。おれは、あんたを信じている。


大丈夫そうだな。
受付の人が気合い入ってる。ピンクの町なので、
そういう客も、よくきゃく食うきゃくなのだろう。

なんか怪しくなってきたぞ。
昭和のピンクの雰囲気がプンプンしてきた。
おれはもう2500-900の1600円しかない。

バババッ!!

おれは全裸と化した。
餓鬼のような身体は、大浴場へ刻々と進んでいく。


ん?


20才前半だろうか。
キレイな女性が、風呂の中を掃除している。


。。。やばい。1600円だぞ。


ざっぱーん。ザブンザブン。ザブブン。ザザブーン。
客はおれ一人だ。
おれは、なるべく、話しかけられないように、
お風呂で楽しんでいる子どものように、はしゃいだ。
1600円しか持っていないからだ。


ふと目に入った『王様気分 洗体 30分』との看板。。。


うわー。ヤバイんじゃないの?

30000円ですか?50000円ですか?
おれは1600円ですよ。びた一文負けるもんですか。



キニナル。



どれどれ。チラッ。 チラチラッ。。 ジー!!



中で男の人が、先程の女の子に普通に洗ってもらっている。3000円だ。


ほぉーーー。よかったーーー。


おれは安堵のため息をついた。
普通の心地いい銭湯だったのだ。
まぁ、1600円では、王様にさえもなれないのだが。

ピンクの町ならではの商売にふんふんと感心しながら、ふんふんと鼻息を荒くしていたのは秘密にしながら、おれは1600円を握りしめ、家路へと向かった。

みなさんは、ピンクな妖しいネオン街に、
2500円で行くようなことは無いようにしてくださいね。

ワクワクしてしまいますから。


今日はとことんゆったりして、
いい夢みて、ねむろー。

赤裸々でプラスイオンを沢山あげちゃったから、
今日は、おれからみんなに、マイナスイオンをあげる日なのだ。
あったかいお湯に浸かりてぇ~。って人はこちらをどうぞ。
👇

池田骨🌙助の墓場

墓場のバカンスへようこそ。 とうとう、辿り着いてしまいましたね。 骨になるまで、ごゆるりと~。

0コメント

  • 1000 / 1000