東京の怪物に、ごあいさつ。
『まえがき』
おれは東京にきた。
と言っても、
家を探しに来ただけなのだが。
ご機嫌よう。骨🌙助です。
G20の熱が冷め止まない大阪を後にし、
おれは東京に降り立ち、
新宿経由で、下北沢に向かうときに思った。
人が山盛で、花火大会でもあるのか?と。
大阪よりも、断然人が多い。
月曜日なのにも関わらずだ。
サザエさんは、とうに終わっているのにだ。
人が多いからこそ、
歌ったときの破壊力は倍増するのだ。
おれは確信した。
おれは今東京にいる。
令和元年、7/1。
下北沢は開発が進んでいるようだが、
やはり、街全体がアーティスティックに包まれている。
芸人、バンドマン、アーティスト、芸術家など。
チャリンコ屋さえ、ネオン菅でオシャレに彩られていた。
山手線の街(渋谷、原宿、新宿、池袋)
人が多すぎて、住むには向かないことが分かった。
下北沢は落ち着いてて、良さそうだ。
アングラで、サブカルチャー。
おれみたいな哲学かぶれには、向いている。
ちょいと絡む相手も、サブカルな話ができる可能性があるからだ。
夜に下北沢に降り立ったおれは、
東京という街に慣れるために、
一通り街を歩いた後、
ドラッグストアと、パチンコ屋へ、入った。
おぉ~。全く変わらない。
東京の壁が一瞬にして、溶けた。
ロクデナシなおれは、軽くスロットを打ち、
2%のスマホを充電し、
往復の新幹線代を稼ぎ、再出発した。
👆
下北沢のパチンコ屋さんで、
フライヤーを貼ってくれるという。
いやはや、奇異で良い。
さぁ、不動産は明日朝イチで向かうとして、
何処に泊まるか。
調べても、下北沢には、
おれが求めている宿泊施設は無いのだ。
いい街じゃないか。落ち着いている証拠だ。
おれは、渋谷に来た。
23:50分でこの人数である。
帰る気、無いのだろうか。
35才のおじさんは眠い。
渋谷センター街。恐るべし。
ドンキホーテの怪物と、
初めましてのあいさつをして。
おれの宿泊施設はここだ。
俗にいう試写室ビデオだ。
大阪でも、飲んで終電間に合わない時によく、お世話になっていた。
おれの別荘とでも言っておこう。
シャワーもついている。
安心感が半端ないのだ。
ちなみに、ここは、
エロエロなDVDを借りて、個室で過ごす漢の時間。
女性は引くかもしれないが、
おれは真面目にここに泊まっている。
だが、おれはそんなエロスよりも、
明日の部屋探しの為、真剣にねるのだ。
お下品なことなんか、しない。
いや、しないと言えばウソになる。
おれは正直ものだ。
おれは、お下品なことをする!
これが真の漢だ!
と、まぁ、
一息付いたところで、
👇はおれの荷物だ。
ハーフパンツが2着。
Tシャツと下着と靴下が3個ずつ。
本と、ノートと、ペン。
あと、10万円入った財布(増えたけど)。
10日間、家探し、かけるつもりだけど、
荷物なんて、こんなもんでいいのさ。
コインランドリーで事足りるしね。
おれは、実家には頼らない。
おれが、おれ自身で、進まないと意味がないからだ。
おれは、やるよ。
無機質な東京に、
あったかい心と、燃えるような心を灯すために。
ブレて見にくいが、
おれの好きな筋肉少女帯の大槻ケンヂが出演しているライブハウスを見付けた。
ここもいずれ出演しなければならない。
彼もまた、中島らもを敬愛する一人なのだ。
最近好きになった人間椅子とも仲が良い。
また、中島らもは忌野清志郎を敬愛していた。
忌野清志郎はブルーハーツの甲本ヒロト、マーシーと深い絆を持つ。
みな、自分という弱点を受け入れた人間。
『ダメ人間』を受け入れた人間達なのだ。
そして、みんな、人は、いずれ、必ず死にゆく。
ということも理解しているので、
『人にやさしく』してしまうのである。
最後に、忘れてはならない。
おれは試写室で、文章を書いている。
なんだか、せっかくの初の下北ネタなのに、下ネタになってもーた。
でも、良いわな。
おれの本当の姿はこれなんだ。
包み隠さず見せるよ。
荷物が少ない方がいいってのは本当なんだ。
でかいキャリーケースは重すぎて、
旅が重くなる。
これは、人生においても言えるからね。
少なく、最小限に、
でも、大事なものはとっておく。
増やさない。欲しがらない。
増やそうとすると、大切なものが分からなくなるよ。
埋まるからね。
ミニマリスト。断捨離。
少なくすると、大切なものが見えてくるよ。
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