星の数の不動産屋。迷いは星空へ。
ここには住まないが、もし住んだら、
おれは『星に住んでいる』と言っていただろう。
『まえがき』
ご機嫌よう。池田骨🌙好き。変換間違えだ。
助平です。いやいや、骨🌙助です。
おれは、試写室で朝を迎え、
不動産屋さんを調べ始めた。
うわー。いっぱいある。
行こうかなと思ってた一番ド派手な所が、
ごり押ししてきて、詐欺まがいとか書いてあった。
おれは、クリーンそうな、
SUUMOのみどりのまりもの店に入った。
プルプルー。(電話)
「ナントカさーん。ナニナニさんからですよー。」
「分かったー。」
職員同士が仲が良い。アイコンタクトで笑い合っている。
仕事もパシパシこなす。
おおー。良い雰囲気。
かわいらしい女性の職員が、徒歩で、
25才の若い男性が、車で家を見せてくれた。
下北沢でサブカルチャーな話は、
すでに、不動産屋さんとから始まったのである。
自分の本当にやりたいこと。をやる。
そのためにお金を稼ぐために一生懸命、仕事をやる。
という話をし合った。
おれの音楽の話をまさか、
打ち明けるとは思っても見なかった。
兄貴の自殺も話した。
相手は30分前に、出会った不動産屋さんだ。
この街は独特だ。
男性の職員。
「ぼくは月一回休みの自転車屋さんで店長として働いていました。給料も低く。だから不動産に転職しました。
金は貯めなくて良いと思っています。
長生きしなくてもいい。
でも、いつか、夢中に自転車をいじれれば、
それで良いんです。」
とある案内するマンションの、
部屋の玄関を開けた瞬間。
「おぉ!めっちゃいいやん!」
👆
おれではないよ。
付き添いの男性職員だ。
心の声が出てしまったようだ。
関西弁。。。もとは神戸出身という。
めっちゃいいのは、おれの方だよ。
部屋が良いのではなくて、男性職員の方だ。
不動産業務関係なく、
一緒に驚いて喜ぶなんて、最高だろ。
不動産屋を他に探そうとしてたけど、
もうそんな気も起きない。
本当の仕事のサービスって、これだと思った。
女性の職員は、
おれの、音楽への意思を感じとって、
もし、審査が通らなかったら、
これもして、あれもして、
このパターンも、どのパターンも、
考えておきましょうって。
ハッタリもかましましょう。って。
おれの面接時の得意技と同じこと言ってる。
こんなに、自分のことのように、
考えてくれる不動産屋さんは初めてだった。
観るのが好きだが、
バッティングセンターで野球で、
ボールをかっ飛ばすのが好きだそうだ。
こんな女性になら、頭をヒットされても
許してしまうだろう。
自分のしたいことをしている人間は、
輝いてるし、一生懸命生きてるし、
なにより、人にやさしい。
おれは、ただの客だ。
だが、人として、向き合ってきてくれる。
下北沢は、そんな人の集まりなのかもしれない。
世間では、真逆の評価を受ける人たちばかりのね。
下北沢。
東京でも、あったかい場所はあるんだな。
と思った。
おれはあったかい音楽もやらなければいけないと思ったよ。
言ってること、鋭いのもやるけどね。
まだまだ、決めるには時間がかかるけど、
おれは、東京でいい人と出会った。
おれは、今日も、生きている。
Tシャツやさんのグラニフ。
大阪にもあるが、
下北沢本店の店員が、
ひげがものすごく長い人なんだけど、
その長さに比例するくらい、腰低くて、やさ男。
好きになりそうだ。
いやいや、勘弁してくれ。
Twitterもちょくちょくつぶやくよ。
チェックしてくれー。
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『@Honenosuke1221』
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