ただいま。眠らない街、歌舞伎町さんよ。


『まえがき』


ご機嫌よう。池田骨🌙助です。


大阪で鍵を大家さんに渡し、
一週間ぶりに、東京へ来た。
これから、東京での生活が始まる。

翌日に鍵の受け取りがあるため、
別荘である、試写室の宝島歌舞伎町本店に泊まる。

さぁ、00:00だ。

混沌とした日本の底。
歌舞伎町の本当の姿を見に行くか。

ちなみに、女性の読者は引く人もいるだろう。
だが、おれの本当の姿を見せる。
引いても書くで。

一軒め酒場で、
冷酒2杯、サーモン、ポテサラ
をひっかけて。1050円。

店長に、これで採算とれます?
って聞くと。「辛いっすよ。」ニコ(苦)って。
繁華街の競合の薄利多売はキツい。
自分がやってたからよく分かる。

冷酒が190円。
店舗代、人件費、高熱費差し引いたら、
おれ一杯で、10円位じゃないのかな。
大切に飲んだ。


おれは、あえて表通りではなく、裏通りを行く。

さっそく、
立ちんぼの中国人のおばはんに声をかけられる。
わんさかいるな。立ちんぼ。手をにぎってくる。

立ちんぼ「オニサン。マッサジ。3000円」
骨「いかない」

立ちんぼ「キモチヨ。ワタシのことタスケテヨ。」
骨「大阪でぼったくられたから、いかない。」

携帯の充電が切れて、歌舞伎町で迷子になっていた。

骨「宝島どこか分かる?」
立ちんぼ「宝島あそこ、その前にマッサジ。」

立ちんぼGoogleマップナビは、
違う目的地へ向かわせようとする。

骨「サンキュ。でもいかんて。」
骨「大変ね。お客さんってつかまるの?」

立ちんぼ「ダメ。日本不景気。」

まさか、フランクにたちんぼに声をかけれるようになるとは。
ぼったくりから、不景気という言葉が出てきて、
おれは笑ってしまった。


おれは、生涯で、5回だけ風俗と言うものに行ったことがある。
そのうち、ぼったくりが3回である。
初回から、たけのこ商法というもので
福岡中洲の案内所で8000円ポッキリと言われ、
行ったら40000円ぶんどられた。
初めての社会勉強としては、高い授業料だった。

当時は、本気で愛を求めて行っていた。
だが、そこには愛なんてなかった。
おれは、寂しさと悲しさだけが残った。
それからは風俗へは、行っていない。


ちなみに、福岡時代、
ミクシィで実際に会って、5回中4回、 
アムウェイや、ニュースキンなどの、
ネットワークビジネスだった。ネズミ講ね。

その時も、
トップ15%しか儲からず騙されている仕組みとか、
自分で買い取り、会社のグルで売る場所があることも、
総務省に目をつけられてることを伝えても、
おれの説得力の無さが響いたのだろう。
彼女らの心には響くことはなかった。

自分で呼んでいるんじゃないかと思うほど、
おれは、乱を引き寄せる。

歌舞伎町の警察放送が街に流れる。
「客引きは100%ぼったくりです。」みたいな。
溢れる正義感。頑張ってほしいね。


大阪難波を歩いてた時に、
「スロどうすか?」と闇スロ客引き。
警察にお金を渡しているから、
摘発されることはない。
癒着発言もしていた。
チャラい若者だから、口が軽い。
重大さを分かっていない。

でも、真実はそうなのだ。
警察も誠実な奴ばかりではないのだ。
深夜1時にクラブの行列。
歌舞伎町を物語る。

でも、深夜の徘徊して、
おれはよかったと思った。
結局、こんなもんだし、
みんな不安を隠す為に、夜も朝も、
お金と性と欲にまみれる。

この街の人は、みんな、
ワイワイやってるけど、悲しい目をしてるわ。
孤独が隠せない。

おれのやるべきことが、明確になってきた。
たちんぼ中国人のおばはんに、
お腹をポンポンされて、
おれは悟ったのであった。

あしたは、下北沢の家に入る。
おれの秘密の基地なのだ。
落ち着いたら、スタジオから、演奏をあげるよ。

2019年12月21日に秋葉原でストリートライブする予定。

おれは、みんなの目を覚ますよ。
おれの目は覚めているからね。



やはりおれは、変わり者だと思う。

昔、人生で一回だけ、キャバクラに連れていかれ、「なんとかちゃーん。」とアフターで、ベタベタになっている、大学時代の知り合いを見て、くだらねぇ。と思っていた。

30000円も50000円も使おうが、
そいつは、この世の天国の様に楽しそうだった。
おれは、冷めていた。


おれ、東京満喫しています。


初東京👇

池田骨🌙助の墓場

墓場のバカンスへようこそ。 とうとう、辿り着いてしまいましたね。 骨になるまで、ごゆるりと~。

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